SSDとは[ソリッドステートドライブ]の英単語の頭文字をとった略称でSSD本体にはメモリーチップ(NANDフラッシュメモリー)が複数本体の中に内蔵され、それらのメモリーチップ毎にデータを保存する方式をとった電子記憶媒体の事を指します。
SSDの細かな技術要件は割愛しますが一番のメリットは従来のハードディスクや磁気ディスク・磁気テープなどに比べ高速でデータアクセスや書き込みなどを行う事が可能となり、windows等のOS(オペレーションシステム)やエクセルやワード、フォトショップなどのアプリケーションソフトの立ち上がりまでの時間などが大幅に短縮されます。
私が知る限りでも普及段階の2012年ごろでさえ、HDDの5倍の転送・書き込み速度があったと言われており、現在はこれらの速度はもっと早くなり、パソコン性能で一番効果を体感しやすいパーツだと思います。
また、近年はSSDの保存容量が大きくなり、価格も大分安くなってきたことから多くのデスクトップパソコンからノートパソコンに至るまでSSDが採用され始めています。
取り付け位置については多くが2.5インチドライブと同じ大きさになる為、既存のHDDと交換することも可能です。メーカーの一部の機種では1.8インチといった小型のSSDもありますので機種によって見当たらなければそのあたりに気を付けて探してみるとよいと思います。