このように現在普及が進んでいるSSD、M.2ですがHDDを含めどのようなところに導入すべきでしょうか?
これらの使い分けとしてお勧めなのは現在のパソコンの多くはOSやアプリケーションソフトを動かすメインをSSD・M.2化することで実際の立ち上がり速度を実感できるため、HDDを使用し、OSやアプリケーションソフトなどを再インストールできるのであればSSDの換装はかなりお勧めします。
HDD(ハードディスク)については写真や大容量データの保管用にはHDDの方が大容量の製品も多く、購入費用も安価な物が多い為、導入費用を押さえたいのであればこのような用途にはお勧めできます。
また、パソコンに電子記憶媒体を追加で設置できるスペースがある場合はOSとアプリケーションはSSD、データ保管場所はHDDと分けて使う、ハイブリット方式で利用されている方も多いと思います
ただ、現在はあまり言われなくなりましたがSSDのメモリーチップは書き込みなどの回数が決まっているらしく、何度も書き込みや削除などを頻繁に行う用途がある場合はSSDよりHDDの方が製品寿命が長い場合もありますので用途に合わせて利用を検討されるといいと思います。
最後にM.2について導入する場合、SATA接続のSSDに比べ、データ転送速度が5倍から6倍近く違うものがあります。
但し、すべてのパソコンで導入できるわけではなくM.2専用の接続端子があるものだけに導入することが可能であり、通信規格も複数ある為、高価なM.2 SSD を導入しても本来の性能を発揮することが出来ない事もあります。
その為、パソコンの詳細仕様などを自分で調べて購入することが難しい場合は今までのSATA接続で交換できる2.5インチSSDにて対応するの無難な場合もありますのでよく検討した上で導入してください。